ビビリ毛?何で直す?
ビビり毛ってどんな状態ですか?
簡単に言えばチリチリの状態
チリチリよりチリッチリみたいな感じですかね。
こちらの方は普段のお手入れでストレートアイロンを使用。
カラーはセルフで。
1回縮毛矯正をかけたら髪の状態が怪しく、セルフでカラーするのが怖くなり、サロンでカラー。
さらに状況変わらずセルフでやったらこうなった・・・
さてこうなるとどこが原因かがわからないですね。
しっかり見ていきましょう。
まず白髪を隠すのにカラーをしている。
→これはダメージになります。
けれどこれはサロンでも一緒。
髪を少しでも明るくすることは髪を傷めます。
いわゆるブリーチですが、これをしないと明るくならないですから仕方ないんです。
ただセルフとサロンの大きな違いは塗り分け。
サロンの場合はリタッチといって根元だけを塗布できますが、セルフは難しいですよね・・・
自分で後頭部塗るのは難しいですから。
だからどうしても、セルフの方は毛先まで薬剤を伸ばしてしまうんです。でも、なんとなく塗っているときは、カラー剤に入っているコンディショニング剤が髪にいい感じがするから大丈夫かなって。
これではさらに髪は傷みます。
必要のないところに薬剤をつけると余計傷みますから。
そしてアイロンでお手入れしていること。
アイロンの温度は180度から220度。
→髪焼けますよ・・・
初めはきれいになっていたのでどんどんやるようになり、髪の形状がつぶれ、ツヤが出てきたと勘違いして、どんどんやっていたらパサパサに。
それをどうにかしようと矯正かけたらビビり毛に。
というのが今回のパターンではないでしょうか?
これは結果でしかないのでなんとも言えないのですが、こうなると矯正かけた美容師さんが悪いみたいな感じになることもあるんですかね。
もちろんカウセリングなど、こうなることを回避できる方法は色々あると思うので、お客様にしてみれば、まさか・・・みたいな状況だと思うんですよね。
色々なダメージ毛を見ていても、自分は大丈夫!な気がする、ご要望だしやってみるかとか・・・お客様側も美容師側もその時のキレイだけを選択していると、後悔する結果になってしまいます。
私自身も気を引き締めなければなりませんね!油断は禁物なのです。
さて、ビビリ毛の方の1回目。
根元の部分はキレイ髪ストレート。
毛先はキレイ髪ヘアエステ。
毛先のどうしようもないところは少しカット。
経験からだとこのぐらいのビビり毛状態と髪の状態、髪質など考慮して攻めすぎない選択をしました。
それから2回、キレイ髪カラーとプレミアム補修をさせて頂き3回目ご来店時がこちら。
んー。て感じですよね。まだまだです。でも無理やりやって断毛したら大変。
「傷んでいる髪ならお任せください!」とか「ビビり毛直しです」というPRをよく見ます。アフター写真はその時きれいな状態。
でも、お家帰ってからちょっとしたら↑↑↑↑こんなんなっちゃったみたいな感じよくあります。
さらに、キレイ髪カラーして毛先のコンディションをカットで整えていった状態です。
正直まだまだな状況ではありますが・・・
今回はご来店頂いた時の状態がこちら↓↓↓↓↓ 根元は癖が出てきていますし、
ただだいぶ全体的に髪の状態が戻りつつはあります。
ドライ状態ではあんまりですがウェット状態だと髪の芯がある感じ。
今回はもう一度ストレートがいけるんではないかと思い、やってみました。
かなりよくなりました。クセも自然に伸びました。
でもまだ根元はキレイ髪ストレート。
毛先はキレイ髪エステなんです。
毛先は残念ながら直せない状態なので、ベストはカットするしかないんですが
お客様はカットしたくないんです。理由があるからなんですが・・・
ビビリ毛と一言で言っても、その人それぞれで、
こうやって少しずつしかできない場合もあります。
ここが駆け引き。
だからこうやって時間をかけ、徐々に髪の状態を整えながら、こういう感じでやっていくのもある意味
ビビり毛直しなんだと思うんです。
なるべく早くキレイにして差し上げたいと思うのですが、
これがダメージを必要以上に加えてしまった状態の「末路」なんです。
髪は1度傷むと直らないんです。
なのでダメージをなるべく軽減することが大切なんです。
良いスタイルには良い状態の髪が大切。
傷みが激しいとできないスタイルも多く、無理やりやるとさらに傷んでしまう。結果もっとできるスタイルが少なくなります。
Haru-Ruではキレイ髪メニューを通して、髪のベースづくりを大切にしています。
それこそが「なりたい髪になる。なりたいスタイルになる。」を実現します!
ぜひお悩みの方ご相談ください。
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