加齢毛もクセ毛です!

加齢毛ってご存知ですか?

「加齢毛」とは、加齢によって毛母細胞の働きが弱まり、毛髪が細くなるため、キューティクルの枚数が減りハリが弱くなったりした髪の毛のことです。

さらに、乾燥毛へ変化していき、コシが徐々に弱くなっていきます。

若いころは直毛であった人でもクセが出てきたり、もともとクセ毛だった人はクセが強くなることも多いです。

25歳を超えてくると変化に気が付く人もいらっしゃいますが、30代、40代、50代と人によって、「加齢毛」を感じる時期や状態は違います。

場合によっては断毛や脱毛にお悩みになる方もいらっしゃいます。


この「加齢毛」の状態でトリートメントやカラーで手触りや質感を良くしたい・・・と思っても無理なケースが多いです。

多いですという言い方は、その方の「加齢毛」レベルによって違うからです。

加齢毛レベルもその方がどこまでの仕上がりで良しとするかにもよりますし、また施術してすぐは「手触りがよくなった」と感じても継続しないと、ダメという方もいらっしゃいます。

トリートメントやシャンプーにも色々な謳い文句があります。

・オーガニック
・アミノ酸配合?
・リピート率97%

モデルさんなどが「私も使っています」とかもありますかね・・

口コミなども投稿者がそう感じていることなのでご自身に当てはまるかは話は別です。

加齢毛対策、どうすれば?

「加齢毛」の場合、トリートメント→カラーではあまり効果がなく、「縮毛矯正」をしないと効果が実感できないケースもあります。

キレイ髪メニューなら、
カラーをしていない方ならキレイ髪ヘアエステ、
カラーをされている方はキレイ髪カラーになります。
しかしこれらで結果を感じないなら「キレイ髪ストレート」が必要ということです。

質感が気になり始めたお客様に、「キレイ髪ストレート」をオススメすると、「縮毛矯正をかける必要はない」とおっしゃる方もいらっしゃいます。
「クセ」では無いからと感じているからだと思います。
もちろん、いつも「矯正」をお勧めするわけではありません。

ただパサつきやざらつきといった髪の状態を、一時的ではなく本当にキレイにするには、還元剤(パーマ液)の力がないとダメなんです・・・

 

でもお客様の立場に立ってみれば、「カラーしに来たのに、縮毛矯正勧められても・・」と思うこともありますよね。わかります。
こればかりはお客様がどこでご満足されるかなので。それが=良い結果ということだと思います。

私個人の考え方なのでご了承ください。

美容室の数だけ、美容師さんがいて、美容師さんの数だけ考え方があります。
その場でキレイになっても、後ですぐに戻ってしまったり、そのことで、次のスタイルに悪影響が出てしまうのは・・納得ができないんですよね。

時間短縮や効率といった商売目線も大切なことですが、
そこは1回置いて、、考えるとキレイ髪メニューは素晴らしいメニューだと思います。

その時だけではなく未来に繋がります。


髪の傷みを治すというメニューはありません。

髪は死滅細胞なので1度傷むと治りません。

魔法はありませんから。

「加齢毛」は傷んでいるわけではありません。その状態が健康毛なのです。

健康毛の形状を変え、ベースを整えること。これがきれいな状態を作る第一歩なのです!