ダメージレスカラーって本当にあるの？

カラーは髪を傷めますか？

カラー＝傷むと考えている方も多いと思います。
実際、カラーって髪にどんな影響があるんでしょうか？

アルカリ性の薬液を使うカラーは・・・

脱色と染色を同時に行います。
色を抜くときに髪のｐｈをアルカリ性に傾けて、メラニン色素を壊す成分を含みます。
そして脱色して染色します。

・メリットは明るくできて均一に染まる。　
・デメリットは傷む。

酸性カラーの薬液を使うカラーは・・・

髪のメラニン色素を壊さず、染料の色素を足すカラー剤です。
phが低い方が染まるので、髪の負担は少ないですが、明るくはできません。

・メリットは傷まない。
・デメリットは明るくならない。

カラーをするとどんどん明るくなる？

カラー剤を塗布するときは伸びてきた根元にだけ塗布してますか？
全体的に塗布していますか？

これにより髪の体力の残り方が全然違ってきます。

根元だけ染めていれば、毛先の体力は残ります。
全体染めれば、毛先の体力はなくなります。

言い方を変えれば　根元だけ染めれば、全体の変化はありません。

全体的に染めれば、全体的にきれいに染まります。

全体的に染めれば、今明るい毛先もまた脱色して染色しますから、前回染めた色と同じでも、色味が抜けてくれば、２回脱色していますから、１回目よりも明るくなる、つまりどんどん明るくなるわけですね！

明るい色？暗い色？色とダメージの関係は？

暗い色をいれる場合も、脱色をしますから、暗い色をいれるから、傷まないということはありません。

よく○○カラーだから傷まないと言われた、とかおっしゃる方がいらっしゃいますが、傷まないカラーはありません。

高明度の色味が得意のカラー剤、良い色になるカラー剤というのはその分、脱色力が強いです。

明度が上がれば、色の彩度も広がります。
少し前に流行った　外国人風カラーとかグレージュとかは、明度を上げなければ、キレイに色を出すことは難しいです。

明度を上げるにはカラー剤で何回も塗布することはまれで、ブリーチをすることが多いです。

ただ日本人の髪はメラニン色素が多く、１回のブリーチだとオレンジ味が出やすいので、高明度の色味を求める場合だと、２回３回とブリーチをするケースもあります。

明るくてきれいな色を出すには、どれだけ「アンダーを削れる」かがポイントななります。
アンダーを削るというのは、どれだけ脱色するかという事。

例えば・・・
求めている色が薄いねずみ色だとしたら、黒い紙、茶色い紙、薄い茶色の髪、白い紙。

どれが１番うすいねずみ色がきれいにでる紙でしょうか？

白い紙ですよね？

そうすると、ベースの髪の色をどの位、明るくすれば求める色ができるかがわかります。

しかし明るくするということは、髪が傷むということです。

髪が傷むと髪の内部の物質がスカスカになり、色素がとどまりにくくなります。
さらに、キューティクルも破壊されますから、色素が抜けやすくなり色もちが悪くなります。

人によって髪の強度は違いますから、３回染めてもそう感じない人もいれば、２回で凄く感じる方もいらっしゃいます。

色が明るくなる仕組み、明るいアッシュ系がすぐにできない理由、できたとしても髪が傷む理由。
おわかりいただけましたか？

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髪が傷むことは悪い？

こう書くと、髪を傷める＝悪いことになってしまいます。

が、髪を明るくすると色々と良いこともありますよね。

・見た目の印象を変えることができる。
・着るお洋服とのイメージでよりおしゃれに。
・白髪をカバーできる。

などむしろ良いこともあるわけです。

ある美容師さんは「傷んだら切ればいい。」と言っていました。

ごもっともなご意見です。

しかし実際はなるべく切らずに
・退色した色のままは嫌
・毎回、色味を変えたい
・赤っぽくなるのは嫌
など、お悩みやご希望が出てきます。

町を歩き、世の中の女性の髪を見ると、大体の方が色味が抜けている状態でお過ごしされている感じがします。

「傷むから根元だけにしよう、毛先の色が抜けるのは仕方ない。」

ではなく色味が入れば髪はきれいに見えますし、色抜けるのを遅くすることも可能なのです。

初めから諦めるのではなく、方法はありますので、ご相談頂ければと思います。

キレイ髪カラーの良いところ、悪いところ

Haru-Ruがおすすめしているキレイ髪カラーは、他店様のカラーとは少し違います。

脱色と染色を別に考えているため、必要なところだけ脱色。
染色には、脱色力のないオリジナルのカラー剤を使用しています。

なのでカラーの工程が２回以上（出したい色味や根元などの状態により）になります。
そのため、他店様より時間がかかります。

また、染色時に色味を入れるのと同時にトリートメントを髪の中にいれていきますから、色もちがUPします。
※ヘアエステの考えをベースに持っているのがキレイ髪メニューのいいところです。

他店様はカラー剤はアルカリ性もしくは微アルカリ性のカラー剤を使用していると思いますが、キレイ髪メニューは弱酸性のカラー剤です。

ここが大きな違いになります。

ただダメージが全く０というわけではありません。

なぜなら髪は触っただけでもダメージするからです。

残念ながらダメージ０というカラー剤はありません。

酸性カラーだって髪に触りますから。

けれども少しでもダメージを軽減すれば、色もちも良くなりますし、きれいに見えます。

カラーの色もちやダメージなのでお困りの方は是非、キレイ髪カラーをお試しください。

３ヶ月前にキレイ髪カラーを施術しております。

毛先の方が退色しております。

ご希望はくすんでいる感じ。

明るさはこれ以上明るくはなりたくないので、根元のリタッチをします。

色が明るくなったらお流しです。

色味とトリートメントを同時にしていきます。

色味を入れると同時に髪の中に必要な、水分、油分などを入れていきます。

全部で３回の工程です。

このぐらいのトーンだと周りの方と比べても、色味が入っているので、きれいに見えます。

それと同時にツヤ感もアップ。

大人な髪色です。

色味が抜けても、色が明るくなるといった心配はありません。

ダメージや紫外線などで明るくなることはあり得ますが・・・

全体のカラーをしたいけれども、傷むからと思っている方はキレイ髪カラーおすすめです。