髪のイメチェン、どうやったら成功する?
イメージチェンジでなぜ失敗してしまうのか?
そこがわかればオーダーや美容室選びに失敗しないはず?
ちょっと考えてみましょう。
顔型と髪型の選択
似合う、似合わないをなんとなくわかっていても、やってみたかったり、好きな感じだったりと憧れのヘアスタイル、皆さんあるはずです。
これを美容師さんに伝えるのが大変な・・・という声をよく聞きますが、これは本当でしょうか?
美容師さんの経験不足、勉強不足なのでしょうか?
例えば丸顔にパッツン前髪を作ると似合わない。
対して、面長の方は前髪似合う・・・面長の面積が減るからということらしいんです。
これを鵜呑みにした美容師さんとお客様はこれが正しいと思い、丸顔に前髪パッツンは、挑戦できなくなる傾向があります。
でも顔型だけが全てじゃないですよね。全体のバランスも大切。
ネットで検索して、出てくるの情報が全て正しい、全て自分にあてはまるということはありません。
前髪パッツンが似合わなかったら、着るお洋服をダークな感じで統一したり、メイクで少しキリッとしたりすれば、ぼやけた印象が洗練されたイメージにもなります。
そこまで強く見せたくないのなら、デニムジャケットを合わせたり、足元をスニーカーで外すなど、ヘアスタイルだけではなく全体のバランスで前髪を、いい感じに見せる方法だってあります。
しかもネットで出ている似合う、似合わないは、あくまで書いた人が決めていることであって、貴方に当てはまることではないはずです。
1人1人違うのが人間なんです。
もししっくりこなかったらいくらでも何度でも美容師さんに相談して頂けばと思います。髪型だけでなく、ライフスタイルやオシャレの好みなんかもお話できるといいですね。
イメージの共有の落とし穴
なりたいイメージの共有を写真や画像でしていませんか?
あれは美容師さんやヘアメイクさんが撮影のために、作り上げたスタイルです。コテや整髪料、ブローをするのが大前提の場合が多いです。
写真や画像の共有は1番失敗してしまう恐れがあるということも覚えておいてください。
まあ、1番簡単な方法なので、どうしてもそうされる方が多いと思うんですが、画像だけでなくそこからどれくらいその方に合わせたご提案ができるか・・ご説明ができるか・・・が美容師の仕事なんでしょうね。
例えば・・・
前髪は斜めに流れる様に
鎖骨くらいにカットして長方形に
顔周りにレイヤーを少し入れてクセを生かして内巻きししやすくします。
という提案をしながら、写真を見せ決定したとします。
@前髪は斜めに流れる様に
→これは自然と流れるのか?ブローして流すのか?セットして流すのか?
これらが重要なわけです。
これから湿度もあがりますから、スタイルの継続も頭にいれないといけません。
@顔周りにレイヤーを入れてクセを生かす
まあこれができれば苦労しないんですが・・・やりすぎは未来のスタイルを制限してしまいますし・・
お客様のスタイリング方法やクセの出方、そして本当はどうすればいいのかをしっかり共有していきますので、Haru-Ruにお越しの際はどんどんおっしゃってくださいね!
美容師の得意不得意
もちろん美容師も人ですので、得意不得意はあると思います。
でも、イイ美容師さんは自分がわかっている人。
カットがうまいという=提案力もあります。
提案力があるということは、コミュニケーション能力ももちろんですが、やっぱり勉強している人じゃないとできません。しかも提案に見合った仕上がりになっていないと、リピーターにはなりません。
たまにホットペッパーを見ると思うのですが。。。スタイリストさんの指名予約のページ、〇とか✕とか出てきますが、✕が多いと指名が多いとかいうのはお店によって違います。
1から10まで1人で施術されるなら✕が多いでしょうし、アシスタントさんがついてくれて、チーム製みたいに施術するお店は常に〇があったりとあります。
✕が多いから忙しい=上手ではなく、お店によって全然違いますから、誤解しない方がいいかもしれません。
場合によっては仕事が遅いからそうしてる美容師さんもいますし、丁寧=遅いになってしまっている方もいらっしゃいます。
少し個人的な主観が入ってますがご参考になれば幸いです。
美容師をやらさせて頂いて思うのですが、1人1人の今に合ったことをご提案でき、お客様のことを第一に考え形を作るうのが1番いいのではないかな?と思います。
そして答えは1つではありません。これからも精進します。